We Love Rokko

ちょうど4年前、
2013年11月22日
BonbonROCKettはこの六甲でオープンしました。

その約1年ほど前、僕は神戸の北野あたりでお店開くための物件を探し歩いていました。

そうなんです、最初は三ノ宮や北野のあたりでお店を開きたいと思っていました。
小さなお店ではじめたかったのですが、なかなかピッタリのものがなく、物件探しが難航していた2012年の年末頃に、ふと通りかかった六甲でこう感じました。

「あ、この街でお店開きたいたい」

三ノ宮に比べると人通りも少なく、集客という意味では弱い土地です。
雑誌などの阪神間特集でも三ノ宮、芦屋、岡本といった地域のピックアップは大きいのですが、六甲となると、かなり後ろのページにひっそりと掲載されている感じ。

お世辞にも注目の地域ではなかったのですが、
何故か僕の感覚にしっくり来ました。

それから、物件探しの舞台は六甲のみになりました。
そして出会ったのが、今の六甲店舗がある、この物件でした。

40年程も続いた老舗バーが入っていた物件。

そのバーを経営されていた女性経営者さんと知り合いになり、40年前の六甲のお話、その頃から続く六甲の素晴らしさを教えてもらいました。

六甲から吹き下ろす風は、ときに台風のごとく凄まじく、まっすぐ歩く事もできないこともあります。

坂道ばかりの土地なので、自転車は殆ど意味をなしませんし、登坂はまるで山登りをしているかのよう。

決して楽に生活ができる地域とは言えないかもしれませんが、それを遥かに上回る魅力が六甲にはあります。

大変な思いで登った坂の上から見える海までの景色はいつも僕らを元気づけてくれます。

緑が多くて、その上に青い空が広がり、気持ちが焦るときも
「もっとリラックスしたら?」
そう言われている気分になります。

お店っていうのは注目されて、テレビに出て人気が出て注目されて・・・そうじゃなきゃ駄目だと思っていましたが、そんな気持ちも今では、全く無くなりました。

お店をオープンしてしばらくした頃、初めて来店された若い夫婦にも2人目のお子さんが生まれ、今は4人でご来店いただいています。

新作が出るたびにご来店いただくおばあさんはいつも毒舌で手厳しい事を言いながらも、ずっとお店を見守ってくださっています。

街に育てられ、人に愛され、お店は街の一部になって行くのだと今は思います。

BonbonROCKettは六甲に育ててもらったのだと思います。

まだ4年。
これから10年、20年とお店が続き、六甲という街がつくる年輪に深く刻まれるお店になっていきたいなって、今は思います。

まだまだ、ひよっこのBonbonROCKettですが、これからも六甲に流れる緩やかな時間の流れの中、穏やかに育っていきたいと思います。

そして、いつか「六甲にBonbonROCKettあり!」と、言われるくらいの存在になり、この街に恩返しできれば本当に幸せだと思います。

We Love ROKKO.

2017/11/22 遠藤教史

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