Pray for KOBE

今日はあの震災から20年目の日。
あのころ、僕は大阪に住んでいて、地震が起こる少し前に
高熱による寒気で目が覚めました。

そして5分後くらいにあの地震が起こりました。
机は倒れ、テレビが転がり、食器が割れました。

でも、幸運な事に怪我は一切なし。
(風邪ではありますが・・・)

ケーキ職人として就職して1年目の見習いだったのと
お店の近くに住んでいた事、通勤にはバイクを使用していた事などを
考えると僕がいち早くお店に行かなければならない人間です。

高熱ではありましたがバイクに乗ってお店へ。
鉄板が雪崩を起こしていたり、色々な物がひっくり返ってはいましたが
特に問題なし。

タクシーで駆けつけたシェフと二人でいつものように梅田、難波、神戸の
支店の為のタルト・フレーズを作りました。
そのタルトは結局、誰の口に入る事もありませんでした。

その時、神戸があんな被害に遭っているとは全く知りませんでしたし、
軽い被害に見えた大阪でさえ全てが機能不全を起こしていました。

家に帰りテレビを見た時にまるで戦場のような神戸の街を見ました。

僕が毎日配送のため車で走っていた阪神高速神戸線が崩れ
バスが落下しかけている映像を見て、もし時間が昼間だったら
あの高速にのっていたかもしれないと肝を冷やしたのを覚えています。

僕はその頃神戸にたくさんの知り合いがいて、毎週神戸に遊びに来ていました。

あの震災で実際に被害を受けられた方やその家族はもちろん
直接的な被害がなくても、何かの歯車が噛み合なくなってしまった人を
本当に沢山見ました。

そして、神戸に行く機会がどんどん減っていきました。

それから20年近い歳月が経過し、僕は神戸という街でBonbonROCKettを
オープンさせました。
この神戸でお店を出せた事を幸せに思います。

お菓子で世界は変えられないけど、
少しでも多くの方に幸せな時間を過ごしていただけるような
笑顔を生み出すお店に成長していきたいと思います。

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